風の歌を聴け、をリアルタイムで読んだ自慢話だけど聞いてくれる? (スタッフコラム)

 

 

5月17日から22日にかけて、サキガケ新聞に村上春樹への取材記事が載ってた。僕は世間でいう「ハルキスト」ではないけど、1970年代(と言っても1979年がデビューなんだけど)から1990年代前半までの作品が大好きなんだよね。

その記事にもあったけど、今からちょうど40年前に彼は「群像新人賞」を受賞した。で、その作品が「風の歌を聴け」。それが載ってる群像を買ってきて「くま、読んでみぃ。。。スゴい新人が出たゾ」と、貸してくれたのが5月に遊びに来てくれた友人。読後感・・・ただただ衝撃。何じゃこりゃ。舞台は神戸のはず?なのに、どこじゃ、ここは?ハワイか???みたいなオドロキでした。次作が待ち遠しくてたまらんかった。あ、そう。ちょうど、サザンオールスターズが「勝手にシンドバッド」でデビューしたあとの次曲が聴きたくてしかたなかったあの感覚と一緒。時期も一致でしょ。(若いヒトは何言ってんの?でしょ・・)   あ、ごめん。調べたらサザンが1年早かったっす。  その「群像」をたぶん40年前の今日くらいに感動しながら読んでたんじゃないかな、ってロマンチストの僕は思うのですよ。

ま、それはどうでもいいんだけど。この作品を読んだ人は多いでしょう。そして、僕もご多分に漏れず、読み終わった後カッコよく缶ビールを飲みたくなったし、「ギムレット」というオシャレっぽいカクテルの名前を頭に深く刻み付け「いつか、素敵な女の子とバーのカウンターに座って注文してやるぅ」って考えた。そう、そう。僕の親友のひとりはお気に入りの店のマスターを「ジェイズバー」のマスターに見立てて「ジェイ」と呼んでたっけ。

で、村上春樹との共通点を探しまくっていた。 「ヤクルトスワローズが好き」(今では殆ど忘れられたヒルトンの髪の毛を引っ張れる神宮球場の狭さ!) 「ダッフルコートが好き」(10代の頃から20年近く着たくて冬が待ち遠しかった!) 「1人称の語りが好き」(「僕」が中心さぁ!)・・・でも彼はラーメンがキライ・・・ ま、これもどうでもイイんですが。 僕が一番好きな作品は「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」。あの手法、「パラレルワールド」にヤられ、遅読の僕が眠る時間を忘れて読み耽ってました。 40年も第一線の人気作家でいられる村上春樹は日本の誇りです。「風の歌を聴け」は3度読んだけど(3度目の時は感動がなかった・・・)トシのせいか、それとも40年という時の流れのせいかを確かめるべく、もう1度読んでみよっと。