フィッシュストーリーと「ねこといぬ」 (スタッフコラム)

伊坂幸太郎の作品を読んでいるところです。映画にもなったあの「ゴールデンスランバー」の作者ですね。原作を読んだ後、映画を(テレビで、だけど)観てた。仙台の街を思いっきり逃げまくる凄~くハラドキの面白い作品でした。既に読んでるから展開がわかってるのにも拘わらずワクワクして観てた記憶があります。その伊坂さんの「フィッシュストーリー」(新潮社文庫)。何故、本屋でそれを選んだか。。。伊坂作品は基本、長いので、長編がメンドい気分だったから。それだけの理由。でも、やっぱり面白い。短編がいくつか入っているんだけど全編に共通してるのが「空き巣が主人公」。ま、それはいいんだけど、その中の「フィッシュストーリー」という短編に「英語で、fish storyってのは、ほら話のことだ」という下りがあった。ん?もしかしたら、釣り好きのオヤジが自分の釣ったサカナの実際の大きさをサバ読みでしゃべっちゃう、あれ?まさかね~英語圏は「ジェントルマン」な「フィッシャーマン」だろうからね~ しかし、「アタリ」(お題が「釣り」だけに)だった。釣り人はオソロシい。世界中同じ人種だったんかぁ。。。

で、思い出した。唯一、僕が高校時代に覚えた英語でみんなに自慢できるヤツ。rain cats and dogs 土砂降り、です。「トムとジェリー」って知ってる?ねことネズミのアニメ。ドタバタもので、常に運動会のように追いかけっこ?してるヤツ。なんか、そんなイメージが湧く英語じゃない?にゃんことわんこが、土砂降りなんだもの。英語がみんなこんなんだったら、僕はもしかしたら、英語でメシ食ってたかも。なんてね。

あと、横文字つながりで、ひとつ。「ハラスメント」の語源なんだけど、ハラスメントの動詞形の「ハラス」は「しつこく悩ませる」の意味があって、犬を獲物にけしかける掛け声が語源だったという説があるらしい。「harassとは猟犬をけしかける声 その鹿がつかれはてて死ねまで  川野芽生」イメージしただけで、切ないですね。ハラスメントのない社会が「理想」ですね。

次回は、伊坂さんの「フィッシュストーリー」の中にあった「正義」、そして上述の「理想」について話したいな。