ピンボールっていうゲームは現存する? (スタッフコラム)

あまりにも昔のことで、記憶が定かではないんだけど、高校時代に秋田市の手形地区に(秋田大学の教育文化学部の近く)ドーム型のシルバーの建物があった、はず。そこは、少年たちのオアシス。ゲームセンターだった。デパートのような大きな商業施設には「ゲームコーナー」があって、「ピンボール」のボールを巧く操る上級生のコを羨望の目で見ていたのだけれど、大人たちの往来も多く、気が散ってその技術を盗むことに集中できなかった。。。「ゲームセンター」には中学生以上、大学生辺りまでの男の子が殆どを占めていたし、目的は「ただゲームをする」だけだったので、心置きなくお兄ちゃんたちの美技に酔えた。

この間の「でっかいどうの旅」では、「北海道はヒツジだね。ジンギスカン食おうゼ。」という友人の言葉に反応し、「あ、そうか。羊をめぐる冒険をしたいねぇ。羊蹄山を観たいね。」(「羊をめぐる冒険」は村上春樹の3作目。)なんて言ってたけど時間がなくて「山」を観るのは断念。でも、その代わりに?ラム肉はしっかりと食べて来ましたが。。。そんな会話をふと思い出し、「あ、第2作は「1973年のピンボール」だったっけ」。で、昔大好きだった「ピンボール」って最近全く見ないな、と気づいた。っていうか、商業施設のゲームコーナーに足を踏み入れることもなくなったからかねぇ。

ピンボールには台の脇にあるボタンを押すことで「フリッパー」というポールをはじき返す「魚のヒレ」のような部位を操作してボールを落とさないようにするのだけれど、上級者はフリッパーを押すタイミングで縦方向に台自体も押す。それを横方向に揺らしちゃうと「TILT」(僕らは「テルト」と呼んでいた)というランプが点灯して、「フリッパー」の操作ができなくなってプレイ中のボールが何もすることも出来ず落ちていくのをただ静かに見ているしかなくなる、というペナルティーが科せられる。ピンボールは「横揺れ」に弱かったんだ。「1973年の~」は、「風の歌を聴け」の次作として大きな期待をもって読んだ、という記憶しかない。内容を全く覚えていない。。。テレビゲームでピンボールをやったことはあるけど、パチンコと同じように実戦じゃなきゃ。全く盛り上がれないゲームだった。(しかも「TILT」がない。当然揺らすこともできない)でも、気がつた・・・「ぼ、ぼくは「P」のつく遊戯が好きなんだな。」(ドラマ「裸の大将」の芦屋雁之助っぽく読んでみてください)