日本が壊れる、ほどの・・・ (スタッフコラム)

やたら、「未曽有」とか「100年に1度の」、「気象観測上、類を見ない」なんていうドラスティックな気象の変化を表現する言葉を目にします。秋田では(田沢湖地区の大規模な地滑りとか雄物川の氾濫で大仙が浸水したりとかあったけど)九州や中国、最近の関東、そして福島や宮城といった地域に比べて今のところ大きな被害はないように感じます。(自分のとこだけ大丈夫ならそれでいい、ともとられちゃう表現ですね。被害のあった地域の方には失礼なことかもしれません。サキガケにも「TVのニュースでアナウンサーが「台風は北に遠ざかった」と言ったが北の地方では接近してきたことになるし、日本に来なかったことを喜ぶのも・・・」って書いてた。その通りですね)

頻繁に起こる天変地異。毎日のように流れる被災情報。ヒトゴトにしてはいけない。。。実は、数年前に起きた関東地方の豪雨で「鬼怒川」が氾濫したことが原因で友人を亡くした。中学の同級生で、高専に進学し、大きなお菓子メーカーに就職し、茨城にマイホームを持っていた友人は鬼怒川の氾濫で家を失い、失意の中多くの困難(心の病気なんかも・・・)に遭い、3年前に逝ってしまった。それを僕ら(秋田にいるジュン君やルル君(中学の同級生))は全く知らず、「年賀欠礼」のハガキで知った。秋田での納骨はとても切ないものだった。

こんな経験をした僕は、今回の台風19号の被害が「関東全域」「東北南部」に及んだ報道を聞き、埼玉、福島にいる友人(南相馬市に単身でいる友人は横浜にマイホームがある!)に連絡した。3人とも無事だった。家族も家屋にも何も異常はなかった。この連絡で知ったことが2つあった。①埼玉県春日部市には「地下神殿」と呼ばれる世界最大級の放水路(「首都圏外郭放水路」というのが正式名称)があること。友人が「春日部にあるから大丈夫だよね~」と教えてくれた。そう言えば何年か前にテレビで紹介されてたのを思い出した。でも僕の脳は勝手に「神田川周辺」と記憶の操作を行っていたみたい。(調べたら「神田川・環状七号線地下調節池」というのがある)②東京海上日動はスゴいこと。1年半前まで秋田で支店長をしてて、異動で南相馬市に行っちゃったミズタニさん(秋田時代はフクシマさんと3人でよく飲んでたね~)に聞いた。「自分たちは何の被害もなかった。翌日からず~っと、本社から「2ℓ6本入飲料水の段ボール箱150箱、食料、簡易トイレ」が毎日届く。被害の大きかった「隣の」相馬市を中心に配った」と。もCSR(企業の社会的責任)なんかを超えた活動に感動です。流石、男子大学生が入りたい企業NO1だゼ!

「便りがないのは良い便り」なんか、ほぼUSO。友達には心配かけたくないから悪い話で連絡はほぼしないよね。だからこそ、遠くにいても近くても大切なヒトには繁く連絡を取っていきたい。突然の「年賀欠礼」はあまりに切ないもの。