看脚下・・・初めて聞いた言葉です (スタッフコラム)

「かんきゃっか」と読むそうです。随分前に(今年の3月くらい?)に、このコラムに書いたことがあったけど、ウチの法人事務局では週1回、月曜の朝にミーティングをしている。そう!月曜は僕が最も苦手な日。小学校の時分からず~っとテンションが上がらない日。(これも以前書いてたと思います)・・・なので、ミーティング自体、超低テンションで臨んでしまうんだけど「3分間スピーチ」の時は集中できる。ミーティング出席者が順番で「自分の想い」「面白かったこと」「昔は良かった~」というなんでも話そうコーナーなので、その発表者が何を思っているか、どんなことに興味を持ってるのか、が同じ部門の職員がわかる「いい機会」になるし、人前で話すことの訓練にもなる。あ、これも以前書いてたと思いますが・・・

今回の「スピーチ担当」の会計課長が話したことが面白かった。「看脚下」と「少年カフカ」。「少年カフカ」はあの「海辺のカフカ」の読者が送った村上春樹への質問や相談メールにハルキが回答したものをまとめた本だそう。僕は全く知らなかった!  で、看脚下。「看護の看」は「看視」だから「注意して見る」。脚の下を見よ、ってことだね。しっかりと自分の足元を見て生きろ、ってこと。スピーチを聞いて「あっ」って感じた。今在る自分を少し離れたところから「看る」ことができれば周囲と和して生きることができる、ってことだそう。会計課長はハルキの作品は「あるもの」を通して少し離れた目線で主人公の「ぼく」を語っているのだ、と「少年カフカ」の中に書いていたと言った。唸った。。。少し離れた感覚をもって自分を客観的にみることができたなら、たぶん多くの人間関係における失敗や後悔は未然に防ぐことができる。煽り運転なんかは絶対ゼロになる。

今、アツくなってそのまま暴力に訴えるような(チカラに限らず言葉も立派な凶器ですよね)キレ易い日本人が増えたように思う。「アンガーマネジメント」なぞというひと昔前にはなかった言葉さえ存在する。6秒間だけガマンできれば怒りは和らいで抑えることができるんだよ、とミツユキさんから聞いた。そう言えば「熱いココロと冷たいアタマを持て」という格言?があった。カチンときた時こそ怒ってる自分から少し離れて自分を俯瞰する感覚を持てればいいと思った。怒っている自分を冷めたアタマで俯瞰できれば、たぶん恥ずかしくて怒りはすぐに萎えるんだろうね。トシをとり次第怒りっぽくなっている自分に気づく。「看脚下」できるアタマを持ちたい。