ダブルスタンダードとダブルバインドについて (スタッフコラム)

今回は「ダブル」スタンダードと「ダブル」バインドについて書かせてください。前にこの問題は「ジェンダー」に関わる感じがする、と書いちゃってたけど、「ダブルスタンダード」の例を示すには「ジェンダー」がとてもわかり易いと思ったからです。

ではまずは「ダブルスタンダード」についての説明をします。。。日本語では「二重規範」とか「二重標準」というそうです。意味は「同一の基準や指針を適用しうる状況の中で異なる基準が「不公平」「不平等」に適用されること。」う~ん、分かりづらい。前の「二律背反」と似てるような違うような~一体なんのこっちゃ、だ。別の説明文は「場合によって異なる原理を使い分けること」。こっちの方がず~っと簡単に感じる。ウチの理事長が超アタマのいい医者に言った言葉。「そんな難しい学術用語を使って説明しようとしたって、誰もわかりゃしないのよ。伝えるということは相手に理解してもらうのが目的でしょ。伝えたいなら小学生でも理解できるか、を考えて言葉を選ぶべきよ。あなたは「伝えるツール」の「字」だって汚すぎて読めない。これも改善が必要よ」。確かにこいつ(先生、ごめんね)超アタマいいんだろうな~って誰もが思う意味不明の論文調の文章を「ミミズ」のような「筆圧」のない、「一筆書き」みたいな字で書く先生だ。それを脇で聞いていて胸のすく思いだったっけ。。。あ、いつもの通りまた逸れちゃった。

戻ります。で、例示です。「同じ行動をしても女性の方だけ罰則や非難を受けることがある」。これはほぼみんなが経験したことがあるはず。僕には姉がいる。学生時代、彼女は1度0時を過ぎる帰宅をした。父親は激怒し、その年の後期分の学費を出さなかった。一方男の僕は「当然」のように友達の部屋に泊まってきてもお咎めはなかった。 もう一つ例。「男性は女性より知識もスキルも高いと思われ優遇される」。こちらは医療・介護系の社会では女性の活躍が目覚しいので「そんなことないよ~」と思われる方もいるでしょうが、医師の世界は未だにこんな感じ。少し前には私立の有名医大で軒並み「男子受験生優遇」があったことは記憶に新しい。ウチは理事長が女性なので女性の地位や存在感は他よりも高いところにある、と思う。これを読んでくれてる女性の医療従事者さん。是非ウチで働いてみてください。違いがわかるはずです!

次は「ダブルバインド」の説明をしますね~ 日本語では「二重束縛」。2つ以上の矛盾したメッセージを受けた人がどうしていいかわからず精神的に束縛されている状態、と説明しています。これもキーワードは「矛盾」。これはあらゆる社会の中でのシーンに登場しちゃうようです。例を示すと超わかり易い。「上司に「わからないならすぐに聞いて」と言われ聞きに行くと「それくらい自分で考えてみろ」と言われた」。僕にも経験がある。胸に手を当てると後輩にそう言ってしまったこともあった。(弁解になるけど聞きに来た内容が想定外に「常識」で考えるとわかるハズ、と思ったんだ。でも「常識」すらそれぞれ違うんだ、って理解しないといけないんだものね、今日この頃は~)・・・これは、有利な立場の側の無意識の(或いは意識的に)「上からマウントを取っている図」。気がつかないうちに「パワハラ」していて、言われた側は心が病んでしまうことがあるんだって。。。みんな、気をつけましょうね。。。