風が吹けば桶屋が儲かる。めぐる因果は糸車。と、SDGs。 (スタッフコラム)

タイトルの意味が自分でもわかんないけど、頭の中がそんな感じ。。。秘密結社Rでは、昨年度からテーマを決めた会員の考え方を述べる時間が設定された。他のクラブでは「卓話」という「フリートーク」の時間があるようだけど。僕としては「お茶らケ」しかできないのでフリーテーマの方が百倍ありがたいんだけれど。新会長のお題は「環境と私」だそうだ。ぐふっ(超久しぶりの断末魔!)。

「環境」とくれば今のトレンド、SDGsしか思い浮かばない。最近は耳にしない日が皆無、といっていいくらい耳タコな単語。「持続可能な開発目標」。2030年までに達成すべき17項目、169のターゲット。国連が定めたこの目標は「経済・社会・環境」の3分野からなっている。3つの分野はお互いに密接な関連があり、どれか1つ欠けてもすべてに影響する、らしい。5月に出版の「SDGsのざっくり知識」(川出書房新社刊)はわかり易く教えてくれる。CSR(企業の社会的責任)が一時期流行した理由や、これに代わってSDGsが企業受けして、企業は前面にその活動を押し出してくる理由も教えている。僕のような「ん??難しい話はようわからん。読むのやめようっと」という輩向け。読んでみては如何でしょうか。

ま、そんなことはどうでもいいけど、この「経済・社会・環境」の関係性なんかを読んでたら「あ、そんなことに関連があるんかい」と驚く。まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」だ。ん?若いあなたはこの言葉の意味がわからない?・・・「強い風が吹くと砂が舞いあがって、それが目に入って失明する人が増える。失明した人は三味線を弾くようになるので、三味線に張る猫の皮が必要になるので猫が減る。猫が減るとネズミが増えて、桶を齧るようになるので桶の需要が増して桶屋が繁盛するようになる」、という影響を及ぼすものを辿っていくと最初とは全く関係がないと思われるものに影響を及ぼすことになる、というたとえ話。これを「たとえ話」としていいのか疑問だけど、実際すぐ近くで起こる事象は納得のいくものだけど、最初の事象から出てきた結果はどうしても説明がつかない、というそんな状況が地球上では常に起きているようなのだ。

僕はふと思った。このコラムで最近何度か触れてる「南総里見八犬伝」。その人形劇「新・八犬伝」(辻村ジュサブローの人形はおどろおどろしてた)で言ってた口上、「めぐる因果は糸車」、ってちょっとニュアンスが違うかもしれないけど、似てる表現だよね、と。僕は日本独特のこの「因果」や「縁(えにし)」なんていうそっちの世界のお話が好きだ。でも「因果」が子孫に降りかかるくらい「怨める」パワーがあるならもっと社会のためになることした方が気持ちいいんじゃないかと思う。あ、何を言ってるかって?「八犬伝」に出てくる「玉梓が怨霊」の決め台詞。「我こそは玉梓(たまずさ)が怨霊~孫子の代まで呪ってやる~」とかいうヤツです。昔のことなら覚えてるのに、昨日読んだ本のことはもう覚えちゃいない。宵越しの記憶は持たねえ~あぁ、情けない。